ビブリオバトル in 工大高校

本年度の12月中旬に、本校図書室で図書委員ブロック会が開かれ、ビブリオバトルで大いに盛り上がりました。広島県高等学校教育研究会図書館部会広島地区支部の中に生徒委員会という組織があり、本校が本年度は広島地区の西部地区での生徒委員会の世話校であることから、本校がいろいろな高等学校の図書委員をお招きして、合同のブロック会を開催しました。
 

ブロック会に参加した学校は次の通りです。
祇園北高等学校   広島なぎさ高等学校     新庄高等学校    山陽女学園高等部

  宮島工業高等学校  文教女子大学附属高等学校  廿日市高等学校   広島工業大学高等学校

各学校から、図書委員長・副委員長の生徒の皆さんに参加してもらい、図書館についての情報交換をした後で、かねてから予定していたビブリオバトルを行いました。



ビブリオバトルとは「みんなで集まって、お互いが5分間で本を紹介し合って、読みたくなった本を投票して決める」というスポーツみたいな書評会です。県内では県立図書館で高校生によるビブリオバトルが行われたり、2012年度は大学生が「ビブリオバトル首都決戦」を行ったりしています。



今回は本校の図書副委員長の本多君(2年生)が司会を務めながら、8校からの8作品のバトルが繰り広げられました。ビブリオバトルは、いかに自分の言葉で相手の理性をくすぐって読みたい気持ちにさせるかという知的ゲームです

が、発表が進むにつれてお互いの理性が本音の部分でつながり合い、会が終了する頃にはお互いに初対面であったはずの図書委員同士が一種の連帯感でつながれていました。会の成功には、発表に向けてしっかりと準備をされた発表者の皆さんの努力と、会を盛り上げようとして司会者・及び発表者として奮闘した本校の本多君の活躍がありました。