マリー・キュリー高校交流5・6日目②

6月28日(木)、最終日でした。

1時間目のLHRは、2年生は修学旅行コース別のLHRだったので、

2年生にホームステイしている3人のベトナムの生徒さんには、

ベトナムコースの事前学習に来てもらって、

ベトナム紹介、ベトナム語講座を行いました。

 

まずはベトナムの位地から。東南アジア周辺というのは、日本人が意外と苦手とするところで、

どの国がどのあたりというのは分からない生徒が多いものです。

Sang先生が英語でベトナムの位置を説明し、それを聞いて生徒が場所の見当をつけるという

取り組みを行いました。英語の勉強にもなりました。

ベトナム語講座では、「こんにちは」「ありがとう」などの日常会話を中心に、ベトナム語を向こうの生徒から

教わります。

同年代から教わるというのはいい経験になったでしょう。

実際に向こうでも、第一声となる挨拶くらいはベトナム語でがんばりたいですね。

 

3時間目、留学生のいた或るクラスの授業に行ったら、休み時間に記念撮影をしていました。

そのクラスにいた生徒だけでなく全ての留学生が入って写真撮影。

 

お昼休みには女子は伝統衣装アオザイを着て、留学生によるダンスの披露です。

校舎を見上げてみると、廊下を生徒が埋め尽くしていました。これだけの生徒に見守られて

留学生たちが最終日を過ごすことができたことに、私も本当に嬉しく思います。

 

ダンスが終わると、ついにお別れです。

ホストブラザー・シスターと記念撮影。別れを惜しみます。

何より、9人の留学生が充実した日本での生活を送ることができたのは、ホームステイを受け入れて正に寝食を共にした

ホストブラザー・シスターのおかげです。彼らの協力なしに、彼らの日本生活はありえなかったでしょう。

学校としましても、ホストとなっていただいた御家庭に心より感謝いたしたいと思います。

5泊という日が長いか短いか。感じ方はそれぞれでしょうが、慣れてきたころにお別れがやってくるという感覚だったところも

あったのではないでしょうか。

一番勉強をしたのは、勿論、マリー・キュリー高校の生徒だったでしょうが、

ホストブラザー・シスターはもとより、そのほかの生徒・教職員にとって、すなわち学校全体にとっても、

学ぶところの大きいプログラムとなりました。

 

 

(嶋﨑)