高校で学ぶ<履修と修得>~教務部~

 自宅学習期間も3日目に入りました。全国に緊急事態宣言が拡大されたこともありますが、引き続き不要不急の外出を避けて下さいね。

 1年生のみなさんにはオリエンテーションで話しそびれていることなのですが、高校で学ぶ時に必要となる考え方に「履修」と「修得」があります。「履修」は、授業を定められた基準(例えば出席状況や学習態度が良好であるなど)を満たし学習することで認定され、「履修」が認定されるとその授業に「出席」し学んだということになります。「修得」は「履修」を認定された人が、さらに学習内容がその教科・科目の求める目標に達しているかどうか(例えば試験できちんと点数をとる、課題をきちんと提出する、レポート提出やプレゼン発表をするなど)を判断され、合格した場合にはその教科・科目の「単位」の「修得」が認定されます。

 この「履修」と「修得」を積み重ねることによって、みなさんは高校で学んだことを証明できることになります。

 というわけで、現在9:00を過ぎた所ですが、みなさんはすでに「履修」状態に入っているはずですね。本日の健康診断は終わっていますか?自宅で学習することも、授業を「履修」しているのだという意識は常に持っておくようにして下さいね。そして「修得」するためには、きちんと成果を出す必要があります。スタディサプリや教科課題・受験対策など自分に課されている課題にきちんととりくみ成果を出していきましょう。こういう事態になったからこそ、生徒の皆さんも私たち教職員も自分たちのやるべきことをしっかり取り組む姿勢を持ち続けることが大切なのではないかと考えています。

 なんて言っている間に9:05を過ぎました。「履修」を続けて下さい。(教務部 吉井)