K-STEAM類型でMESH特別授業

ものづくり&デザイン思考授業の一環として、IoTプログラミングツールMESHの開発者である萩原 丈博さん(ソニーマーケティング株式会社)に、MESHを使ったものづくりの特別授業を行っていただきました

MESHとは「Make」「Experience」「SHare」の頭文字をとったもので、「つくる・体験する・共有する」ことをコンセプトに開発されたアイデアを形にできる IoT ブロックになります

MESH|誰でも手軽にプログラミングができる|つくって楽しい|学んで楽しい
特別な知識がなくてもプログラミングが体験できるIoTブロックMESH。あったらいいなをカタチに。だれでも手軽に、つくって楽しい。

今回のものづくりのテーマは「身近なものをパワーアップさせて、高校を”楽しく”する」です
萩原さんによると今回のようなワークショップ型授業では、「便利にする」「豊かにする」ことを考えるよりも,「楽しくする」というテーマ設定の方が発想に制限がかからず,自由なアイデアが出易いそうです!!
(体験したK-STEAM類型の皆さん,どうでしょう?? 自由なアイデアは出せましたか??)

身近なものと

MESHを組み合わせて

思い思いのものを各グループで作っていきます

あるグループは、ドアの開閉で人の出入りを知らせるアイデアを形にしてくれました
「動き」ブロックの設定値をどうすればいいのか、何度も試行錯誤を繰り返しての実験はすごく楽しそうです


つくり、体験したら、その後は共有です
今回の作品のコンセプト,MESHを使った仕組み,どんな楽しい世界にできるか,プレゼンをしてもらいました

どのグループも面白いアイデアを形にしようと試行錯誤して,作品を作りました
30分という短い時間でのプロトタイピングは,難しさもあったと思いますがよい経験になったと思います

最後に、萩原さんからMESH誕生の話を聞きました
着想後の最初のプロトタイプはなんとイラストを印刷した紙!!
「開発」と聞くと最初からものすごい労力をかけて製作する印象がありますが、アイデアを膨らますときは簡単なものから試してみることを生徒も学べたのではないかと思います
開発者から直接話を聞ける貴重な機会だったこともあり、とても刺激的な内容で、生徒のみなさんも聞き入っていました

考えたアイディアからプロトタイプを作り、それをブラッシュアップしていく
デザイン思考の過程を経験する充実した時間でした
今回の考え方は今後の授業でも活かしてほしいと思います

(森田・平原)