第64回 卒業証書授与式

天気が心配された本日、朝から祝福の陽光が降り注ぎました。

生徒が登校する前の教室は誰もいないにも関わらず、どこか暖かい空気に包まれていました。

今日に合わせて担任も準備してきました。
会場も準備万端。日本文化部の活けた花が壇上を彩ります。
何度歩いた道でしょうか。
制服で校門をくぐるのは今日が最後です。

時間に合わせて3年生が続々と登校し、いよいよ卒業式本番です。

入場制限も撤廃され、会場は満席でした。沢山の暖かい眼差しが卒業生を後ろから見守ります。
各クラスの代表生徒が卒業証書を受け取ります。11名の代表が次々に登壇しました。
退場の際には感謝の言葉を保護者席の前で伝えます。
各クラス工夫を凝らした挨拶で、会場は拍手に包まれました。

そして卒業式を終え、最後のホームルームです。

昨年は保護者の方は別教室からのリモート参加でしたが、今年は保護者も教室や廊下から最後の時間を共有しました。

クラスメイトに向けたスピーチをするクラスもあり、教室は笑いや涙に包まれました。
保護者の方が我が子の近くで過ごす時間を作ったクラスも。普段は照れくさいけど、この日は特別な日ですね。
中庭ではクラス写真や、3年間を共にした友達との写真が撮影されていました。1枚1枚が大切な思い出です。

入学式からWithコロナの生活で、高校生活の中で多くの制約を余儀なくされた学年でした。そんな中、本日408名の卒業生が無事に卒業式を迎えることができました。

卒業生の皆さん、これからは別々の場所でそれぞれの道を歩んでいくと思いますが、母校にはいつでも帰ってこれます!

皆さんの成長した姿を今後見れることを教職員一同楽しみにしています。

(小篠)