ベトナムコース 第2日目 ホームビジット

ベトナムコース第2日目の午後は、Marie Curie High School 訪問で現地の生徒と仲良くなったところで、ホームビジトプログラムを体験しました。本校の生徒を3名ずつのグループに分け、それぞれのグループがMarie Curie 生徒の家庭を訪問してそこの家族と2時間の交流をするのです。どのグループにも1名の教員が付き添いました。今回は大竹の引率したグループの様子を写真で紹介しましょう。(大竹)

 

3名の男子生徒がある女の子の家庭を訪問しました。とても人懐っこい女の子で、日本にとっても興味があり、日本語でどんどん話しかけてきます。タクシーでの移動中は、ゲームの話、アニメの話、仮面ライダーの話で盛り上がっていました。

高校1年生の女の子で、日本大好きな男の子も一人付き添ってきました。日本語クラスでこれまで5年間日本語を習ってきているとのことですが、とてもきれいな日本語をどんどん繰り出してきます。

訪問先では、お母さんが朝からずっと準備して作っていたベトナムのごちそうで出迎えられました。

 

ホーチミンに住んでいるおじいさん、おばあさん、おじさん、おばさん、そして子供たちも集まっての歓迎の夕食会です。

ここはマンションのフロアで、そこに卓球台を2台設置しての歓迎会です。日本のようにマンションの1室の中に閉じこもるのではなく、マンションのフロアであろうと必要なときは必要な人が自由に使い、それをほかの住人が容認しているという文化をも感じました。

 

 

 

右手の年輩女性は日本人で、現地の大学で日本語を教えているそうです。左側の娘さんにも日本語を日本語塾で教えているという関係で夕食会に招待されていました。ベトナムの高校生・大学生は、学校では朝の7:30から授業が始まり、17:00まで授業があるそうです。お金のある家庭の子供たちは学校が終わると塾で勉強をするとのことで、勉強に向かう姿が日本人高校生とは全く違います。ここにも発展途上国の熱気を感じます。ベトナムに限らずアジアの国々は、高度経済成長期の日本から教育の大切さを学び、教育に力をいれているとのことです。ガイドのハンさんもバスの中で成熟期の日本と発展途上のベトナムを比較して、ベトナムの高校生は本当に勉強熱心ですと言われましたが、まさにその通りでした。

 

日本から持って行ったけん玉を披露し、家族の人たちにも楽しんでもらいました。

 

相手の女の子はあまにも日本びいきで、「よさこいソーラン」はまっていました。室内のスピーカーからの大音量のソーラン節に合わせて、マンションのフロアでみんなでソーラン節の練習を始めました。夜中にほかの住民もいるのにこんなに音を出してもいいのかと心配になりましたが、それも文化の違いなのでしょう。延々と30分は汗をかきながら踊り続けました。

 

こちらは別のグループのホームビジットの様子です。

Marie Curie High School の生徒3名がいます。お互いに制服姿です。