ベトナムコース 2日目 マリー・キュリー高校訪問

2日目のもう1つのビッグイベントはベトナムの高校生との交流で、実はこれが今回の訪問のメインであったと言っても過言ではありません。昼はホーチミン市の有名高校 Marie Curie High School を訪問しての交流会、そして夕方は Marie Curie High School の生徒の自宅を訪問しての相手家族を含めての交流会でした。双方の生徒にとってとても意義深く、楽しい半日となりました。(大竹)

 

Marie Curie High School に到着しました。元はフランス植民地時代にフランス人のために作られた学校で、ベトナム人の貴族の女子も通っていたそうです。ベトナム戦争終結後に国有化され現在に至っていますが、どうもホーチミンでの名門学校の中の1つらしいです。

公式の交流会の様子です。

団長の荒木先生と副校長先生のホン先生とで両校の公式のプレゼント交換をしました。

Marie Curie High School からは絵が、本校からは日本のキックベースボールが贈られました。

 

本校生徒によるプレゼンです。

まずは、広島の紹介です。試験中も含めて何度も練習したプレゼンの成果が試されます。

ハン先生がベトナム語に通訳してくださいました。

 

に本校の紹介です。

さすがベトナムです。どの教室にも黒板の上には建国の父ホーチミンの肖像画がかかげられています。

さらに、黒板の左側にはわざわざ今日のために作られた歓迎シートが掲げられています。

このシートは歓迎会後に本校にプレゼントされましたので持ち帰ります。

 

本校プレゼンの締めとして日本の歌をダンス付きで披露しました。ベトナム生徒は大喜びで、このダンス付き歌の終了後はこの3名はまるでスター扱いでした。

 

本校から贈られたボールで両校対抗のキックベースボールをすることになりました。

ホーチミン市外の学校からかけつけてくださった、広島出身の日本語教員による、広島風応援の仕方の指導を受けました。

交流会に参加した日本語クラスの高校1年生の生徒さん達です。

 

体育館でいよいよ試合開始です。日本風に両選手が一列に並んで握手で試合開始です。

 

初めてキックベースボールをするベトナム生徒のテンションがどんどん上がってきました。

暗黙のうちに新しいルールーがどんどんできて、その中で広島生徒は大人らしくふるまっていました。

勝ち負けを争う試合ではなく、親善を目的とした試合ですからね。

 

試合の後で記念撮影です。みんなの笑顔が印象的です。

 

試合後は、自然発生的にいろんなところでスポーツ交流会が起こりました。

ここはバスケットボールをしようと誘われて一緒にバスケで汗を流している風景です。

 

ハン先生がいきなり数学の授業に広島生徒を引っ張り込んだ瞬間です。

日本語で自己紹介をし、それをハン先生がベトナム語に通訳しています。

授業をしている教室に急に連れ込まれて、内心ひどく戸惑っています。

 

ここでけん玉をするように言われて、国内で少し練習していたけん玉の披露です。

ベトナム生徒も、思わぬ展開に大喜びです。

 

本校生徒がベトナム生徒の手を取りながらけん玉指導をしているところです。

他の生徒たちは何となく、けん玉の仕方を目で学習しています。

 

いろんな生徒が前に出てきてけん玉にチャレンジし、教室中が興奮状態です。

 

ここでもけん玉ヒーローを中心にみんなで記念撮影です。

 

このようにいろんなところで交流セレモニー後に交流が起こり、本校生徒たちはどこに行っても歓迎されることにとても充実感を感じていました。ベトナム生徒たちは日本人に興味しんしんで、いつもあたたかい笑顔と熱気で迎えられました。